お母さん達の悩みごとの1つに
「子供がゲームばっかりして、全然勉強しない!」
ということがあります。
1度ゲームを始めると1時間2時間があっという間に過ぎてしまいますよね。
そこで、ゲームは取り上げるべきか?
勉強と両立させる方法はある?を考えていきたいと思います。
スマホやゲームを取り上げるべきか?
結論から言うと、意味がありません。
ゲームを取り上げたからといって、
その時間を勉強にあてる子はいないからです。
親からすると、
「ゲームさえ取り上げてしまえばあきらめるだろう。」と
考えがちですが、結局ゲーム以外のたいくつしのぎを見つけてしまいます。
中には、「ゲームがしたいのに出来ない!」とイライラが募り
余計、勉強どころではない感情になってしまいます。
なので、いきなりゲームをとりあげたりすることはおすすめできません。
ゲームを勉強に活用する方法とは?
よく見聞きするのが
ゲームの時間をしっかり決める、
というやり方。
でもこの方法はいくつかあって、場合によっては逆効果になってしまうこともあるので要注意です。
では順番に見ていきましょう。
①毎日やってもいいが時間で区切る方法
例えば、夜9時~10時の間はゲームをしても良い時間帯という風に
時間を区切ってゲームを許す方法があります。
おすすめなのは、先に勉強を1時間やってからゲームを1時間するというルール。
後に勉強を回して先にゲームをしてしまうと、
ゲームで目が疲れてしまい、勉強する気が起こらないからです。
特にアクションゲームだと意外と疲れるんですよね。
後で嫌なことが控えているとなると、
ずるずるとゲームをやめられなくなってしまいます。
なので、先に勉強をすませてからご褒美という形で
ゲームを許してあげます。
②曜日で区切る方法
ゲームをしてる時って、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
RPGや育成ゲーム、オンラインゲームなどは
1時間では少し物足りなく思う部分もあるので
ゲームに打ち込むとまではいきません。
そこで土曜日だけは、何時間でもゲームをやってもいいが
他の曜日は絶対ゲームをしない、というルール。
たぶん、こっちのルールの方がメリハリもつけられるような気がします。
スマホのながら勉強はやめさせるべき理由とは?
ゲームと違い、スマホの場合はどうでしょうか?
机の上にスマホを置いたまま勉強をしていると
メールやLINEなどの通知に邪魔され、
つい手に取って画面を見てしまいます。
一旦、スマホを手にすると
ニュースやSNS、動画などすぐに指1つでどんどん見ていくはめになり、
いつの間にかどっぷりスマホの世界にはいってしまいます。
スマホの場合だけ、目につかない所に置いておくか
音を消しておくなどのルールを決めましょう。
最近では集中できるアプリなども出てきて、
スマホ画面を触ろうとするとメッセージが出てきたり、
決めた時間にならないと画面を開けないようにすることができます。
つい、誘惑にまけてスマホを見てしまう人には
ぴったりのアプリですね!
何でもダメ!は意外と逆効果だった!
ゲームなんかしないで、さっさと勉強しなさい!
↑これが1番効果のないワードです。
ゲームをしている子供を見ていると
気になって仕方がないのはわかりますが、
こういう場合は1度、今どうして勉強する必要があるのか、
今やっておかないとどうなるのか?を
落ち着いたときに、きちんと話し合おう時間が必要だと思います。
「ゲームをやってはダメというわけではない」という
お母さんの気持ちもちゃんと伝えましょう。
少しずるいかもしれませんが、
「これだけ勉強をがんばったら、ゲームを買ってあげる」
「好きな有料アプリをダウンロードしてもいいよ」と
ご褒美をちらつかせるのもアリだと思います。
頑張れる「何か」があれば、こどものやる気も全然違うでしょうね!
受験をする子供は、周りの頑張っている子を見ることで
「このままではヤバい!」と思うようになっていきます。
ゲームができない環境にするのもポイント
つい手に届くところにゲームがあると
その誘惑に負けてしまうこともあります。
その場合、家以外の所で勉強する場所を探しましょう。
家にいるからついゲームに夢中になりますが、
塾の自習室や図書館などに行き、
その環境だと嫌でも勉強しなければいけません。
どうしてもゲームの誘惑に負けてしまいそうなら
あえて自分の身を違う場所において勉強することも必要かもしれませんね。
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