英語教育は早ければ早いほど良い!
って話はよく聞きますよね。
最近では英語の授業が小学生から始まり、
日本も英語を話せる人口を増やしていこうと取り組まれています。
実際に日本にいながら、インターナショナルに通えば
英語がペラペラになるのか?を実体験をもとにご紹介していきます。
英語耳が出来上がるのは3歳までは本当か?
昔からよく英語の「R」と「L」の発音が聞き取れるようになるには
黄金期と言われる3歳までと知られてきました。
実際はどうなんでしょうか?
上の娘は3歳から、下の弟は2歳半からインターナショナルに通わせました。
日本の幼稚園という感覚ですが、
実際は朝9時~夕方17時までの超ロング保育でした。
そこに預けている間は、一切日本語禁止ですべての会話が英語で過ごしていました。
先生達は9割が外国人の方。
すでに3歳になっていた娘は、入学が少し遅かったかと後悔もしましたが
半年後にはちゃんと聞き取り話すようにもなりました。
中には4歳くらいから入学してくるお子さんもいましたが
やはり同じように半年くらいたつと同じ様に聞き取り話すようになっていました。
実体験から言うと「英語耳は3歳まで」というのは一般論ですが
個人差があるので必ずしもそうではないということです。
日本の英語と海外の英語の違いは?
日本の英語教育は、まず書くことから始まります。
ABCから始まって、「pen」や「house」など簡単な英単語を
何度も何度も書かせます。
例えばアメリカの英語教育は日本の「国語」にあたるので
「読む」ことから始まります。
発音も同じです。
まずは、なんて書いてあるのか?
どう発音するのか?
を鉛筆を持たせる前に行います。
日本人がなかなか英語を取得できないのは
ノートの上でじっくり考えながら書く英語をやってきたので
実際に声を出す訓練が少なかったからだと思います。
小さい頃からの英語教育は必要か?
中学生になると必ず英語の授業が加わります。
1年生の時はまだ簡単な英単語ばかりですが、
ここに文法というものが入ってくると途端に難しくなってきますよね。
3人称単数、過去形、現在進行形など
覚えることがたくさん出てきます。
そうなると、さらに「話す」ことよりも文法をひたすら覚えることに
集中するようになってきます。
ですが、どれだけ文法を机の上で練習したとしても
実際に英語を人前で話すときに
「この文法で合ってるかな?」という考えがよぎり
上手く話せることが出来ない人がほとんどです。
小さい頃から「話す」「聞く」ことをたくさんやっておくことで
苦手意識を植え付けないようにすることはできます。
実際に、大学生になった娘や息子は道で外国人に話しかけられても
笑顔で自信をもって対応することができます。
小さい頃から英語を学ぶというよりも「触れる」ことがとても大切なことだと思います。
自宅でもできる英語教育はある?
最近は色々と教材などが販売されていますが
中には数十万するものまであります。
子供が飽きずに楽しめるかわからないのに
高額なお金を支払うのには少し躊躇しますよね。
そこでおすすめなのが、youtubeの動画。
こどもが楽しみながら見れるサイトがたくさんあります。
最初はこのように、子供向けの英語サイトやアニメなどを見せていき
英語でも違和感なく楽しめるように慣れさせるといいと思います。
昔は英語の絵本など、海外旅行のついでに購入していましたが
今では簡単にネットで手に入れることができますね。
最初からお金をかけなくても自宅でも十分に英語教育はできるというわけです。
受験に役立つ英語の勉強は?
残念ながら受験英語は「文法」が主流です。
どれだけ流暢に話すことが出来ても
単語を正しく書けなかったり、文法が少し間違うと点数になりません。
受験に役立つ英語は、今のところ日本の従来の英語教育に沿ったも勉強でないと
難しいのが現実です。
英検保持者やTOEICで受験の加点がされる?
実は受験する学校によっては英検を持っていたり、TOEICの点数次第では加点をする所があります。
幸い、うちはTOEICで高得点を取っていたので30点もの加点をいただき合格することができました。
ちなみみTOEICの点数は1年間のみの有効期限となります。
2歳半から5年間通った結果
2歳半から6歳までは朝から夕方までがっつり通い、
小学生になってからは夕方4時からと土曜日と
約5年間インターナショナルに通わせていました。
すでに大学生になった二人の今の英語力は?というと、
文法は英検2級レベル。
会話は生活会話は問題なし、というところです。
ただ、小さい頃にしっかりと会話をやっていたものの
大きくなってからはめっきり会話をする環境がなく
新しい単語を覚えたり使う機会が減りました。
そうなると、やはり会話につまずきがでてくることがあります。
日本語も同じで語彙力がないと会話が続かないですよね。
小さい頃にしっかりと耳と会話の自信をつけ
英単語だけは継続して覚え続ける、というのが
正しいやり方なんだと実感しました。
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