そろそろ受験を考えている、
学校の勉強が難しくなってきた、
理由は人それぞれですが
子供をいったいいつから塾に通わせるべきか?
を紹介していきますので参考にしてみてください。
小学生の通塾率は?
現在の小学生はいったいどれだけ塾に通っている子がいるのか知っていますか?
平成28年度に文部科学省が発表した
「子供の学習費調査」を元に数字を見ていきましょう。
[出典:Education Careerより]
このグラフを見ると2008年をピークに少しずつ塾に通う小学生が
減少してきています。
ですが、だいたい半数の50%くらいの通塾率になっています。
これは小学生の人口が減ってきているための数字になります。
ですが、この数字は小学生の平均なので学年によって
「通塾率」は大きく変わってきます。
では一体、何年生から塾に通わせるべきか?
また通う理由などもくわしく見ていきましょう。
塾に通わせるタイミングは?
ここでいうタイミングですが、
目的によっても少し変わってくると思います。
大きく分けると中学受験をするか、しないかということです。
中学受験をする場合
もし中学受験を考えているなら
どのくらいから準備を始めればいいか?という点を考えます。
1番多いのは学校の懇談で進路相談がされ始める、
小学5年生頃。
受験を考えている多くの子供たちは
小学5年生の夏休みあたりから塾に通うようです。
また小学6年生になると約8割の子供たちが塾に通っています。
中学受験をしない場合
公立の中学への進学を考えているなら、
塾に通う理由が変わってきます。
1番大きな理由は「学校の勉強についていけなくなった」です。
小学高学年になると少しずつ勉強の内容が難しくなってきます。
そのため、苦手な部分がでてきたり学校の授業についていくのが
難しくなってくる子が出てきます。
そのため「補習」という形で塾を利用する人が多いようです。
また「中学の勉強に備えて」という理由も1つです。
小学生の間にしっかりと基礎を学ぶために利用する人もいます。
中学生の通塾率は?
[出典:Education Careerより]
中学生の通塾者数も小学生と同様減ってきています。
ですが通塾率は60%を超えていることを見ると
中学生の人口自体が減ってきているということがわかります。
小学生に比べて10%ほど高い通塾率ですが
それは高校受験や大学受験をひかえたものだと思います。
塾のメリット・デメリット
まずは、それぞれの特徴をみていきましょう。
昔と違い個別指導もあります。
1対1、1対3など、様々です。
【塾のメリット】
①仲間と一緒に頑張れる。
友達が頑張る姿を見て、励まされるし
自分もやらなければならないという気持ちになります。。
②ポイントを押さえた学習が出来る。
自分のやりたい勉強ではなく、
大事なところを中心にするので、
自分でも気付かなかった弱い部分が発見出来ます。
③自習室でいつでも勉強できる。
今は自習室を設けている塾が多く、
いつでも利用できることが出来ます。
ですから、家に帰ると誘惑が多く
勉強できなくても、塾という場所が
あるので、その辺はありがたいですね。
【塾のデメリット】
①わざわざ塾に行くのが面倒
雨が降っていたり寒かったり。
天気によっても意欲が左右されることもあります。
家から近いといいのですが少し離れた距離だと
面倒に感じることもあります。
そのため塾をさぼってしまう子もちらほら・・・。
②集団授業だと質問しにくい
集団だと学校と環境がかわらず、
特に進学塾だと意欲のある子たちが集まります。
そうなると委縮してしまい、質問しづらい子がでてきます。
③費用がかかる
最近はどんどん塾の費用があがってきている傾向があります。
ここでも私立と公立とでは費用に差が出てきますが、
高学年になれば月額10万円近くかかるところがほとんどです。
塾にいつから通わせる?のまとめ
家庭によって進路の決め方はいろいろありますが
塾に通っているからといって「大丈夫」というわけではありません。
その子にあった塾の選び方や種類などをよく考え
塾に通わせてよかった!という気持ちになってこそ
意味があるんだと思います。
また、塾によっては授業終了時間が遅くなる場合は
先生がこどもたちを引率して途中まで送ってくれるなど
安全を考えてくれるところもあります。
特に冬場は17時過ぎには真っ暗になるので
塾までの距離やルートなど、
そのあたりも考えるべきでしょうね。
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