図形問題が驚くほど得意になる基本問題とは?

練習問題

中学3年数学~受験問題~図形問題

下の図において、四角形ABCDは平行四辺形です。

対角線AC、BDの交点をO とします。また、

BCの中点をMとし、対角線BDと線分AMの交点を

Nとします。BD12cmの時、次の問いに答えなさい。

⑴ 線分BNの長さを求めなさい。

⑵ 四角形ABCDの面積は、△BMNの面積の何倍あるか
求めなさい。

DSC_0057

⑴ 中点連結定理を使います。

△ABCでの中点連結定理を使うと

BN:ON=:1

BO=6㎝

なので、6÷3=2㎝

2㎝×=4㎝

答え 4㎝

⑵ こちらも中点連結定理です。

△ABCは平行四辺形ABCDの1/2

△ABMは△ABCの1/2

△ABCで中点連結定理から、

AN:ⅯN=1:2

△ABMを三等分したうちの一つ。

なので、△ABMの1/3

これをまとめると、

1/2 × 1/2 × 1/3 =

1/12

平行四辺形ABCDからみて

△BⅯNの面積は1/12倍

問題は逆なので12倍

答え  12倍

そしたら、次の問題をやってみましょう。

下の図のように、AB、CD、EFが平行で、AB=15㎝、

EF=3㎝の図形がある。CDの長さを求めなさい。

① △ABDと△EFDの比を考えましょう。

ABとEFは平行なので、このふたつの三角形は相似ですね。

AB:EF=15:3

BF:FDは?15:3?

違いますね!!

BD:FDが15:3です!

なので12:3です。

ここで間違わないように!!

BF:FD=12:3

を頭において、

今度は△CBDと△EBFで考えます。

こちらもCDとEFが平行なので、相似ですね。

対比はBF:BD=12:15になります。

実際の長さはBF:12:3㎝=BD:15:X㎝

の比の計算でXを求めていきます。

12X=45

X=45/12

約分して15/4

答え 15/4㎝

平行四辺形の問題は出やすいです。

平行四辺形の中に相似な三角形を見つけることと、

△ADE∽△ABC

AD:AB=AE:AC=DE:BC

AD:DB=AE:EC

平行な線の中の三角形はどんな三角形でも高さは

同じなので、面積は同じです。

△ABC=△A’BC

それと、中点連結定理も忘れずに!

  一つ一つひも解いていきましょう。

中点連結定理とは?

DSC_0080

AM=MB、

AN=NC

ならば

MN//BC

MN=½BC

おまけ

相似な図形の面積比と体積比

平面図形

相似比 m:n

面積比 m²:n²

立体

表面積の比 m²:n²

体積比 m³:n³




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