見やすくて効率の良いノートを作るには
どうしたらいいのでしょうか?
ただの「自己満足」に終わらせない、
本当に「良いノート」の作り方を紹介します。
良いノート5つのポイント!
良いノートの条件には5つのポイントがあります。
あなたのノートにはこのポイントが
しっかり入っていますか?
①参考書として見ることが出来る
②綺麗で見やすい
③大事なポイントが一目でわかる
④どんどん追加できる枠がある
⑤先生の言葉も書いてある
ノートの作り方例
科目によって作り方の向き・不向きはありますが
参考にしてみてください。
メモリーツリー
[出典:中郡校ブログより]
①テーマを決めて中央に書く
②テーマに関係した言葉を書きこんでいく
③色分けしてグループ分けをするといい
④イラストなどを描くと印象に残りやすい
ポイントは何度も出てきた語句は重要であることが多いので
目立つように書いたり印をつけるのがおすすめ。
また重要度によって文字の大きさも変えてみよう!
人物強調ノート
[出典:selflearning.seesaa.net]
①重要人物を書きだしていく
②その人の役割や特徴を書いていく
③人とのつながりや時系列にすると見やすい
ポイントは写真やイラストを描くと印象に残りやすい。
人物から起こった事件や背景をつなげて覚える
チャート式ノート
[出典:www.kanjuku-times.com]
①1つの問題につき徹底的に1ページを使う
②答えと先生の言葉やポイントを書き入れる
③解けるまでの考え方を書く
ポイントは難しい問題ほど1ページを使って書くことです。
答えに導くまでの考え方をしっかり書くことで
同じ問題を間違えないようになります。
ノート作りで気を付けることは?
まずノートを作り過ぎないことが大切!
ノートが多くなれば持ち運びも大変だし、
探すのに時間がかかります。
また、色を使い過ぎないこと。
よくあるのが色を何色も使い過ぎて
後で見返してみると、
目がちかちかしてどこが重要なのかが
わからなくなってしまいます。
そのため、自分でルールを決めて
重要度によって色をわけてみることをおすすめします。
ノートの使い方
ノートには使い方が色々あります。
ノートを使う目的別に参考にしてみましょう!
①練習帳として (小学生全般)
目 的:漢字、算数の問題の反復練習として「書く」「問題をとく」習慣をつける
使い方:自分、人が読めるものを書く練習
②忘れないように書き残すため:備忘録 (小学生全般)
目 的:授業、先生が言ったことを思い出す、確認するための記録(連絡帳、授業中に黒板に書いてあることを写すなど)
使い方:黒板や、先生が「重要なこと」だと教えてくれるものを書き残す。ノートを読みかえせば確認できる程度に掻い摘んで書くのがコツ。
③勉強した事の整理保存 (小学生中学年以上)
目 的:調べたこと、分かったこと、感じたことをノートに整埋する
使い方:黒板の文字や、先生が話す事で、「重要なこと」を理解して、後で見返しやすいように、自分の言葉を付け足したり、色分けしたり、難しいと感じる点に目印をつけておく
④勉強したことに対して考えを深める研究的な使い方 (小学生高学年以上)
目 的:書きながら考え、考えながら書くこと。
使い方:授業を受けるだけでなく、自分の感想、意見や、先生に質問することを書き留めておく。
なんでそうなるのか、どうしたらわかりやすく理解できる(覚えられる)だろうと、全体の関連性を考えてストーリーで頭に思い描きながら記録する。
引用:子どもにとって「ノート」とは何か -「ノートを写す 「ノートをとる」ことの意味-
http://www.nps.ed.jp/nara-c/gakushi/kiyou/h17/data/a/a06.pdf
小学生のノートづくり
小学生の場合、まだここまでしっかりノートを作るのは難しいかもしれません。
そんな時には、よく学校の先生がやっている「シール」や「スタンプ」を使ってみてはどうでしょうか?
ここが重要!というポイントには必ずシールを貼るとか、
重要スタンプなどを押したりしてインパクトを付ける方法があります。
最初のうちは、このようにメリハリをつける方法から始めると
少しずつノートのコツがわかってくるようになります。
実はすごい!青ペン効果とは?
勉強ができる人、頭の良い人が青ペンを使いまくっている!
という噂を知っていますか?
実は記憶力に最強の力を発揮する青ペンの凄さについて
紹介していきたいと思います。
青ペン効果と勉強方法
20年以上前から青ペンを推奨しているのは
難関校へ多くの合格者を出している早稲田塾。
青色を見ることで脳が「セロトニン」を分泌し、
平常心を保ち、集中力を高める効果があるとわかっています。
では、この青ペンをどのように使えば効率的なのか?
それは、
力強く書く!
です。
丁寧にゆっくりと書くのではなく、
力強く脳に刷り込むように書き感覚を手から脳に伝えることで
より記憶に残りやすいと言われています。
そして使うべき青ペンの種類は、
インクの中身が見える透明の一般的なもの。
使えば使うほどインクの量が減っていくので
同時に達成感も得られるというしくみ。
一度、青ペン効果を試してみてはどうでしょうか?
黄色いペンの効果的な使い方は?
次は黄色いペンの使い方です。
先ほどの青色ペンは力強く書くるでしたけど、
黄色いペンはどのように使うと効果的なんでしょうか?
この場合、大事なポイントの部分に線を引くです。
黄色は信号や標識にも「注意!」の意味として使用されています。
なので、忘れてはいけない部分や必ずチェックする部分に
黄色い線を引いておくことで、
自然に「忘れないように気を付けよう」という信号が脳に送られます。
青で書いた文字に黄色い線を引くと
もう忘れることができなくなりそうですね!
良いノートの作り方まとめ
良いノートとは、
ただ先生が黒板に書いたことだけを
「写す」道具としてではなく
オリジナルの参考書となるように仕上げることです。
後で読み返してもわかりやすい、
授業がよみがえってくるような作り方を
しなければいけません。
難関高校や大学に合格している人のノートは
とにかく文字が多い!
先生が言った言葉を書いていたり、
後からでも、どんどん付け足していってるんですね。
最初はノートの書き方にとまどいますが、
慣れてくると吹き出しをつけてみたり、
イラストを描いてみたり、
オリジナルのノートが書けるようになります。
成績アップの近道は見やすくわかりやすい、
ノートづくりから始めましょう!
自分だけの見やすい参考書づくりとして
是非ノートの書き方を意識してみてください。
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